島津亜矢 BS日本のうたIV

島津亜矢( 島津亞矢 ) 島津亜矢 BS日本のうたIV歌詞
1.元禄桜吹雪 決闘高田の馬場


2.哀愁出船


3.人形の家


4.酒よ


5.漁歌

作詞:山田孝雄
作曲:浜圭介

俺が網を 引くのはよ
可愛い女房(おまい)と 子供によ
腹一杯飯(めし)を 食わすためなんだよ
坊(ぼん)の岬に 桃花咲く頃
今年も鰹が 鰹が来るぞ
はまらんかい きばらんかい
東支那海は 男の海よ

俺が海で 死んだらよ
可愛い女房と 子供はよ
どうして生きる 嵐にゃ負けるものかよ
夫婦鴬 裏山で鳴く頃
今年も鰹が 鰹が来るぞ
はまらんかい きばらんかい
沖は荒海 男の海よ

夫婦鴬 裏山で鳴く頃
今年も鰹が 鰹が来るぞ
はまらんかい きばらんかい
東支那海は 男の海よ


6.名月赤城山(セリフ入り)

作詞:矢島寵児
作曲:菊地博

男ごころに 男が惚れて
意気がとけ合う 赤城山
澄んだ夜空の まんまる月に
浮世横笛 誰が吹く

「赤城の山も今夜を限り
生まれ故郷の国定の
村や 縄張りを捨て国を捨て
可愛い乾分(こぶん)の
手前ぇたちとも
わかれわかれになる首途だ」

意地の筋金 度胸のよさも
いつか落目の 三度笠
云われまいぞえ やくざの果てと
さとるわらじに 散る落葉

「加賀の国の住人
小松五郎義兼が鍛えた業物
万年溜の雪水に浄めて
俺には生涯ぇ手前ぇと
いう強ぇ味方があったのだ」

渡る雁がね 乱れてないて
明日はいずこの ねぐらやら
心しみじみ 吹く横笛に
またも騒ぐか 夜半の風


7.津軽のふるさと

作詞:米山正夫
作曲:米山正夫

りんごのふるさとは
北国の果て
うらうらと 山肌に
抱(いだ)かれて 夢を見た
あの頃の 想い出
ああ 今いずこに
りんごの ふるさとは
北国の果て

りんごの ふるさとは
雪国の果て
晴れた日は 晴れた日は
船がゆく 日本海
海のいろは 碧(あお)く
ああ 夢は遠く
りんごの ふるさとは
雪国の果て

ああ 津軽の海よ 山よ
いつの日も なつかし
津軽のふるさと


8.娘に…

作詞:吉幾三
作曲:吉幾三

幸せに なるんだよ 二人してきっと
涙拭き 笑い顔 絶やさずいいな
母さんと話したか 女ゆえ努め
甘えたか ありがとう さよなら言ったか
寒い北の はずれ町
体こわさず 達者でな
みんな想い出 持って行け
写真一枚 あればいい

背中より でかかった 赤いランドセル
雨の中 泣いていた 学校帰りよ
夢だった二十年 ありがとう我が娘(こ)
長い旅 疲れたら 時々帰れ
明日(あす)の朝まで 飲んでるよ
別れの朝だ 起こしてくれよ
みんな想い出 持って行け
写真一枚 あればいい
写真一枚 あればいい…


9.蘇州夜曲


10.竹

作詞:野村耕三
作曲:原譲二

雪の降る日も 雨の日も
竹は節目(ふしめ)で 伸びてゆく
人もまた 己(おのれ)が道の一里塚
確かめながら 行けばいい
そこに出逢いも 彩(いろど)りも
ああ…粛々(しゅくしゅく)と 行けばいい

月の世界に 憧れて
竹に托(たく)した 夢もある
人はみな 見果てぬ夢の夢灯り
しっかと抱いて 生きりゃいい
熱い想いを 温(ぬく)もりを
ああ…粛々と 行けばいい

花の咲くのは ただ一度
竹は寿命(いのち)が 尽きるとき
人もまた 上辺(うわべ)の花を飾るより
誠実(まこと)の花を 持てばいい
こころ豊かに しなやかに
ああ…粛々と 行けばいい


11.近松門左衛門原作「冥途の飛脚」より 梅川


12.柔

作詞:関沢新一
作曲:古賀政男

勝つと思うな 思えば負けよ
負けてもともと この胸の
奥に生きてる 柔の夢が
一生一度を 一生一度を
待っている

人は人なり のぞみもあるが
捨てて立つ瀬を 越えもする
せめて今宵は 人間らしく
恋の涙を 恋の涙を
噛みしめる

口で言うより 手の方が早い
馬鹿を相手の 時じゃない
行くも住(とま)るも 座るもふすも
柔一すじ 柔一すじ
夜が明ける


13.帰ろかな


14.大器晩成

作詞:星野哲郎
作曲:原譲二

枝を張るのは まだ早い
いまはしっかり 根をのばせ
大器晩成 あしたにかける
夢と希望の 大空を
雲が流れる 悠々と

まぐれ当たりも あるけれど
それを狙えば 遠まわり
大器晩成 地道(じみち)な努力
ものをいう日が くるまでは
牛の歩みを くりかえせ

笑うときには 豪快に
嘘も真実(まこと)の 一里塚
大器晩成 ただまっしぐら
若く凛々(りり)しい 足跡を
刻みつけよう この大地(だいち)


15.恋

作詞:松山千春
作曲:松山千春

愛することに疲れたみたい
嫌いになったわけじゃない
部屋の灯はつけてゆくわ
カギはいつものゲタ箱の中
きっと貴方はいつものことと
笑いとばすにちがいない
だけど今度は本気みたい
貴方の顔もちらつかないわ

男は いつも 待たせるだけで
女は いつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも恋は恋

多分貴方はいつもの店で
酒を飲んでくだをまいて
洗濯物は机の上に
短い手紙そえておくわ
今度生まれてくるとしたなら
やっぱり女で生まれてみたい
だけど二度とヘマはしない
貴方になんかつまずかないわ

男は いつも 待たせるだけで
女は いつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも恋は恋

男は いつも 待たせるだけで
女は いつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも恋は恋

それでも恋は恋


16.近松門左衛門原作「心中 天の網島」より 小春